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外苑前の積層

2019.11
集合住宅
128.65㎡
東京

ビンテージマンションの改修。キッチンとリビング、またエントランスから続く廊下の3つの部屋を、大きなテーブルを中心に持つ1つの大きな部屋に改修した。 一般的に、立って利用するキッチンカウンターの高さは850㎜~900㎜程度の高さであり、座って利用するダイニングテーブルや勉強机の高さは700㎜~750㎜程度である。その高さに150㎜程度の差ができる。そこで本件では配管経路を確保するために確保されていたコンクリートスラブまでの床下高さを利用して、キッチンの「床を150㎜下げる」ことで全てのテーブルの高さを揃えた。 キッチンカウンターの高さを下げることで子供たちはパパやママと同じテーブルで料理を手伝うことができる。忙しい朝にはすぐに朝食をだすことができるし配膳、片付けの手間も省ける。広い机ではパパがリモートワークしながら子供たちが勉強し、ママが料理をしている。お互いに同じテーブルで各々の役割を果たしながら、緊密なコミュニケーションをとることができる。 床に段差という「バリア」をつくることで、家族間の身長差というコミュニケーション「バリア」を取り除いた。床が平坦であることのみがバリアフリーではない。料理して、食べて、遊んで、勉強して、働けるリビングはどんな状況にも対応できる家族をつくるだろう。